行政改革!「みんなの役所」への道

役所は住民のみなさまのもの。そして志をもつ公務員の自己実現の場。そんな役所をつくる知恵、共有しませんか?

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ネーミングから始める行政改革

「名は体を表す」といいます。名前はそのものの実態・本質を表す。という意味ですね。最近二つの役所を訪問して気付いたのですが、役所の部署名にも同じ事が言えると思います。

 A県の環境部は、次の7課体制です。各課の業務が想像出来ますか?

[A県環境部]
 環境政策課
 温暖化対策課
 青空再生課
 水環境課
 廃棄物指導課
 資源循環推進課
 みどり自然課

 なかなか分かりやすいネーミングだと思います。青空→大気汚染、水環境→水質汚染、と想像出来ますね。初めて方でもどこに問い合わせたらよいか想像できそうです。それに親しみやすい名称なので、「取り合えず電話してみよう」という気にもなるかもしれません。
 実際は次のような役割分担になっていました。

 環境政策課 → 環境分野の企画
 温暖化対策課 → 温暖化、環境アセスメント
 青空再生課 → 大気汚染、化学物質
 水環境課 → 水質汚染
 廃棄物指導課 → 産業廃棄物
 資源循環推進課 → 廃棄物のリサイクル
 みどり自然課 → 公園・自然保護

 青空再生課が化学物質を担当するなど、ちょっと予想外の仕事が含まれていましたが、概ね予想どおりだったのではないでしょうか?
 一方、B県の環境部は次の6室体制です。

[B県環境部]
 環境対策局環境政策室
 環境対策局環境対策室
 環境対策局環境調整室
 環境対策局自然環境保全室
 環境対策局循環型社会推進室
 環境対策局産業廃棄物対策室

 環境部の下に環境対策局があり、その下に6つの課がある1部1局6室体制です。なぜ「局」が必要なのか分かりませんが、そのせいで名前がやたらと長いです。
 各室の仕事の割り振りは次のようになっています。

 環境対策局環境政策室 → 環境分野の企画、温暖化
 環境対策局環境対策室 → 大気汚染、水質汚染、化学物質
 環境対策局環境調整室 → 環境教育、環境アセスメント
 環境対策局産業廃棄物対策室 → 産業廃棄物
 環境対策局循環型社会推進室 → 廃棄物リサイクル
 環境対策局自然環境保全室 → 公園・自然保護

 分かり易さはともかく、部署名と仕事の内容の対応はいいですね。例えば、化学物質は"青空再生課"より、"環境対策室"の方がより"正確な"ネーミングだと思います。より"正しい日本語"が採用されているといえますね。そして堅い漢字が採用され、"威厳"を感じます。一方、A県の場合は、青空再生課に"化学物質"の業務があったり、温暖化対策課に"環境アセスメント"があったりします。部署名がその部署の仕事全部を表していませんね。その代わり分かり易く、親しみやすいです。平明な漢字を採用しているところから、上からではなく、市民と同じ目線に立って仕事をする、という姿勢を感じます。

 「名は体を表す」のであれば、それぞれの役所の体質は…
  A県 → 「住民から見た分かり易さ、親しみやすさ」重視
  B県 → 「正確さ・格式・権威」重視

 なのかな、と感じます。 

 あなたの町の役所はどんなネーミングを採用されていますか?


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