行政改革!「みんなの役所」への道

役所は住民のみなさまのもの。そして志をもつ公務員の自己実現の場。そんな役所をつくる知恵、共有しませんか?

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星野芳昭さんを囲む会 1

 星野芳昭さんがうちの役所に研修に来られた機会を捉えて、懇親会に来て頂くことができました。星野さんは三重県議会と飯田市議会の改革事例発表のシンポジウムに参加してこられたばかりということもあり、議会関係で特に面白い話が聞けました。

 行政改革が進んでいる役所は、議会の改革も進んでいるそうです。役所の改革が進むと、議会が置いていかれ存在感が薄れるからなのでしょう。議会改革の例では、議会での議論を一問一答形式にすることがメジャーです。通常はいくつもの質問をまとめて行い、それに対してまとめて回答をするようなやり方です。ですが、このやり方では議論を深めることがほとんど出来ないのが現状のようです。一問一答形式を採用することで、議会での質の高い議論を実現し、議会の行政チェック機能を高めようという役所が増えています。

 議会改革の次の仕掛けとして、星野さんから沢山のアイディアを聞かせてもらいました。特に面白かったのが「答弁評価システム」です。これは答弁の的確さをパーセンテージで評価するというアイディアです。"的確さ"ですので、答弁の内容がポジティブだったとか、ネガティブだったとかではなく、質問に対して、答えになっているかどうかを評価するものです。というのも、議会の答弁では、はぐらかしたり、ごまかしたりするために、答えになっていないものが多々あります。これでは重要な問題で議論が深められないため、議会がチェック機能を果たせません。各議員の答弁の的確さを、有権者に公表するシステムが導入されれば、能力の高い議員に票が集まりやすくなり、各議員が競って質の高い議論を心掛けるようになるでしょう。「答弁評価システム」は面白い仕掛けだと思いました。

 議会改革が進み、議会で建設的な議論が行われることで、役所の改革が進み、その旧態然とした業務が見直されることを期待したいものです。


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模擬議会から始める政治改革

 昨日は「模擬議会」を主催する団体の会合に参加しました。模擬議会とは、一般の住民が「模擬議員」となり、あるテーマ、例えば「団塊世代向け新型公営住宅の設置」について議論を交わし、多数決で議決をおこなうというものです。この会で模擬議会を行う目的は、
・議会の役割を理解する
・地方分権と議会の重要性を知る
・自立した住民の主体性の大切さを知る
の3つです。

 模擬議会は次の手順で進められます。
 ・参加者が2~3グループに分かれてワークショップを実施
 ・各グループから3人づつ模擬議員を選出
 ・本会議(模擬議員6名か9名+議長)で市長提案について質疑応答
 ・各会派から修正案提出
 ・採決

 参加者の中に本物の議員さんが混じっているのが面白いと思いました。参加されている議員さんの党派は様々で、複数の自治体から参加されていました。今回の会合では3月に計画されている模擬議会の簡単な打ち合わせが行われました。

 ある役所では、高校で模擬議会を行い、そこで議決された案を実現させたそうです。議決されたのは「暗い道に街頭を付ける」という案で、数百万の予算が付けられたということです。そういう経験をしたら、政治や議会に対する興味は大きく高まるでしょうね。政治家を志す少年も出るかも知れません。

 業務の改善しようとするときによくぶつかる壁が、国が全国一律に決めている"決まり"です。例えば「保育所は定員60人で野外運動場や調理室が必要」という条件を国が決めていますが、近くに公園があり、地元の食材を使った弁当屋さんがあったとしても、この条件は自治体では変えられません。
 こういう"決まり"を決めたり変えたりできる権限を都道府県や市町村に移そうというのが「地方分権」です。これを是非進めたいと思っていますが、一番の壁が、住民の理解不足だと思っていました。住民の理解と関心を高めるために、模擬議会のような活動が広まればいいな、と思います。



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